赤・黄・緑など色鮮やかなピーマン。
南米生まれで高温を好む夏野菜の代表格です
豊富に含まれるビタミンCはメラニン色素を分解するので日焼け対策にピッタリ
またピーマンに含まれるビタミンCは熱に強く、油で炒めればビタミンAの吸収率も高まり一石二鳥です
他にもコレステロール排出に役立つクロロフィルやβカロチンなども多く含まれます
赤いピーマンは緑のピーマンに比べて栄養価が高く、独特のにおいや苦味が少ないため、ピーマンが苦手なお子さんには赤ピーマンがオススメです
基本的な緑のピーマンはまだ未熟な状態で収穫されています。
ピーマンも完熟すると赤色になってきます。
ピーマンに激似の野菜であるパプリカ。
「赤ピーマンと赤パプリカは一緒」
「緑のやつがピーマンで他の色のがパプリカ」
と思っている方が多いと思います。
見た目はほぼほぼ同じですが、実はピーマンとパプリカは違う野菜です。
では何が違うのかというと
味や肉厚もそうですが、大きな違いは栄養素
パプリカにはビタミンCとカロテン
ピーマンにはピラジン
が豊富に含まれています。(ピーマンにもビタミンCとカロテンは含まれています)
パプリカのビタミンCとカロテンは、強い抗酸化力作用があります。
ピーマンに苦味があるのはこのピラジンという栄養素が多く含まれているからです。
では、パプリカにも数種類の色がありますが、それぞれ何が違うのでしょうか?
赤パプリカ
老化防止に効くと言われる抗酸化物質のカプサンチンを多く含んでいます。
身体の余分なコレステロールを下げ、動脈硬化や心筋梗塞を防ぎ
パプリカの中でも一番甘みが強い。
黄パプリカ
シミ、ソバカスを防ぐビタミンCを特に多く含んでおり
肌年齢の老化を防ぐアンチエイジング栄養素のルテインも多く含んでいます。
オレンジパプリカ
赤と黄色パプリカの中間のような存在です。
βカロテンはピーマンの20倍、ビタミンEも多く含み、ビタミンCもピーマンの3倍。