最近よく名前を聞くようになったパクチー(コリアンダー)。
香りが独特で好き嫌いが分かれますが、最近では専門店ができるほど人気です。
パクチーとコリアンダーの違い
じつは、「パクチー」と「コリアンダー」は同じ植物です。
日本では香辛料として種子や葉を乾燥させてパウダー状にしたものを「コリアンダー」、葉を生のまま野菜として使用する場合に「パクチー」と呼ぶことが多いそうです。
どうして日本では同じ植物由来の食材を、ふたつの名前で呼び分けているのでしょう。
それは、多国籍料理がブームとなったころ、エスニック料理と共に「パクチー」が、そして欧米料理と共に「コリアンダー」が、それぞれ別のルートで日本に入ってきたからだとか。
そんなパクチーやコリアンダーですが
いったい何が人気の元になっているのでしょうか。
それはデトックスや抗酸化作用などの効能があり、そこに注目が集まっていることです
これらの効能は美容に大きく関わっており、それが人気の元になっているのでしょう。
パクチーの栄養と効果とは
パクチーの効果で特筆すべきは、
デトックス効果とアンチエイジング効果です。
また、パクチーは栄養が豊富でビタミンA、B2、Cなど、健康・美容効果があるビタミン類が含まれています。
さらに、あの香りによって
食欲増進や消化器官の活性化などの効果が期待できます。
デトックスによる美容効果
デトックスとは体内の毒素を体外に排出する働きのことです。
私達は、普段生活しているだけで水銀や鉛などの重金属を体のなかに貯めこんでいってしまいます。
体内にその重金属がたまっていくと、血流が悪くなり、吹き出物やクマなどお肌のトラブルにつながっていきます。
またお肌だけでなく、フケなどの頭皮のトラブルも引き起こす原因にもなります。
パクチーには、そんな重金属をデトックスする作用が有ることがわかっています。
重金属をデトックスすることで、
お肌や頭皮の不調が改善される効果が期待できます。
アンチエイジング効果
パクチーには体内に活性酸素が増えるの抑えてくれる効果もあります。
体内に活性酸素が増えると
・シミやしわ
・動脈硬化
・がん
・糖尿病
などの原因なになると言われています。
ですのでなるべく活性酸素が増えるのを
抑えないといけません。
年齢とともに活性酸素を防ぐ機能が低下していきます。
パクチーは活性酸素を防ぐ抗酸化作用に
非常に優れた野菜です。
そのパワーは大豆の10倍とも言われています。
パクチーを摂取することで
アンチエイジだけでなく健康維持の助けに
パクチーの香り成分にはリラックス効果があり、胃腸に働きかけて消化を促進、唾液を分泌させ食欲増加させる効果もあります。
タイ料理などでよく使われてあるように暑い国で多く食べられているのもうなずけます
料理に使うときは火を通しすぎない方が香りが残ります。
夏バテなどで食欲がないときは香辛料として試してみてください。