梅雨真っ只中の大阪ですが、それが終わると夏本番。
これからどんどん紫外線が強くなり、日焼け対策を考える時期になってきます。
実は目に紫外線を当てると目の表面に炎症が起き、その信号が脳から全身に行き渡って皮膚に日焼けができます。
なので全身に日焼け止めを塗るのはもちろん、目への紫外線対策も必要となってきます。
同じ原理で疲労物質が血中で増えていることから『疲れる』こともわかっています。
日光浴をしているだけでも疲れてしまうのはこのためです。
ただ、骨粗鬆症の方などは紫外線を浴びることが重要なのも事実。
骨を生成するためにはまず、ビタミンDを合成しなければなりません。このビタミンDの合成を助ける働きをするのが紫外線。
そして紫外線に助けられてつくられたビタミンDは腎臓の働きによって活性化され「活性化ビタミンD」となり、これが骨の生成に関わってきます。
骨粗鬆症の方が「日光に当たれ」と言われるのもこのためです。
また、腎臓の機能が正常でないと、この活性化ビタミンDがつくられずに骨の生成ができません
それを腎性骨異栄養症といいます。
他にも紫外線を発生させる機器を使った殺菌方法などもあります。
このように、紫外線といえば日焼けに繋がった悪いイメージがありますが
いいこともあるので、一概に敵とはいえません。