アレルギーは花粉・食べ物・動物などさまざまです。
その中でもハウスダストによるアレルギーは、ダニやカビが原因になっていることがあります。
ダニやカビなどは湿気の多い場所で繁殖しやすいので、夏もそうですが、梅雨の時期も気をつけなければなりません。
ダニは、粉末状になって空気中に散った糞や死骸が、粘膜や皮膚を溶かす消化酵素によって体内に入り込んでしまい、アレルギーを引き起こします。
夏の時期のカビは、アレルギー性の肺炎を引き起こすことがあります
せき、発熱、寒気、体のだるさなど風邪のような症状で、自宅を離れるといったん治るのが特徴です。
そんなアレルギーの元となるダニ・カビ退治は【掃除と除湿】が基本です。
ダニ対策
・繁殖しにくい環境をつくる
①押入れやクローゼット内の湿度を下げたり、風通しをよくする。
②ダニのエサとなるホコリや人間のフケなどをこまめに掃除・洗濯する。
③絨毯をフローリングまたは、毛足の短いものにする。
・死滅させる
ダニは50度の温度環境で死滅するといわれています。布団乾燥機などを使ったり、年に一度は布団を丸洗いすることをオススメします
・取り除く
こまめに掃除機などで取り除く。布団やソファなどは念入りに。
カビ対策
・繁殖しにくい環境をつくる。
①結露などの水滴は布でふき取る。
②換気扇や窓をあけて、風通しをよくする。
③こまめに汚れやホコリを掃除する。
・取り除く
カビは直接スプレーをかけると飛び散ってしまうので、薬液を浸した布でふき取る。
完全になくすことは難しいですが、減らすことは可能です
できることから試してみてください。