睡眠不足は身体の調子も悪くなり、回復力も低下してしまいます。
睡眠不足でも、ただ夜更かししているだけだったり、仕事などで寝る時間が少なかったり、不眠症で眠れなかったり…
今回は不眠症についてです。
【不眠症】と一言でいいますが
その不眠症にはいくつか種類があるのをご存知ですか?
①入眠困難
このタイプの不眠症の方が多いかもしれません。
夜、寝ようと思って布団に入ってもなかなか寝つけない状態のことをいいます。
ひどい方は朝方まで眠れないという方もいます。
②中途覚醒
寝つきは悪くなく眠りに入れるが、途中で目が醒めてしまうタイプです。
夜中に目が醒めて、そこからなかなか眠れない方は注意が必要です。
③早朝覚醒
起きる予定の時間よりも2時間も3時間も早く目が醒めてしまう状態のことです。
それで眠い方は不眠症の自覚がありますが
元気な方は自覚がない場合が多いです。
しかしこれも不眠症ということになります。
これら【不眠症】にはいろいろな原因が考えられますが
自律神経の乱れが1つの原因になってきます。
自律神経には【交感神経】と【副交感神経】があり、簡単にいうと
【交感神経】は動くときの神経
【副交感神経】は休むときの神経
です。
この自律神経の切り替えが乱れて上手くできていないと寝るときに交感神経が優位になってしまい眠れなくなります。
寝るために、「休む神経」である副交感神経が優位にならなければいけない時に
「動く神経」である交感神経が優位になってしまうと、当然眠りづらくなります。
また、この自律神経の乱れは不眠症だけでなく、様々な病気を招く原因となってしまうので要注意です。
当院では鍼灸で自律神経を整えたり
整体で歪んでしまった脳や脊髄を包む骨を整えて、自律神経の乱れを治療していきます。
もちろんこの整体もバキバキ激しいものでなく優しいものなので安心してください。