カカトが痛いときは疑ってもいいかもしれません。
足の指の付け根からカカトまで膜のように張っている筋肉・腱の組織に炎症が起こったもので【足底筋膜炎】や【足底腱膜炎】と呼ばれます
多くは足の裏、カカトの骨の前の方に痛みがでますが、足の指の付け根や土踏まずに痛みがでることもあります。
足の裏は縦アーチ(足を横から見たときに弓状に湾曲している)と横アーチ(足を前から見たときに弓状に湾曲)と呼ばれる湾曲があり
縦アーチは土踏まずを形成しています
そして足底筋膜がこの縦アーチをつくるのに大きく関係しています。
このアーチは歩く、走る、ジャンプの着地時にバネのように衝撃を緩和させる役割をしています
“使い過ぎによる筋肉の過緊張”
“筋力の衰えによるアーチの低下”
“扁平足”
“立ち仕事が多い”
などによって負担がかかると足底筋膜炎を起こしやすくなります。
この疾患も炎症を起こしている時期はアイシングが重要になってきています。
当院にはスポーツを休めない患者さんがたくさん来られます。
そんな患者さんには、足底筋膜炎専用のテーピングを貼ってスポーツを続けてもらいながら治療をしていきます。