食事のときの「食べる順番」が大切なのは紹介しましたが、それだけで終わりではありません。
次に大切なのが「食事の時間」です。
これには2つの意味があり
“一回の食事にかける時間”と
“何時に食事を摂るか”です。
今回は「食事にかける時間」についてです。
この時間はだいぶ個人差がでてくる項目で、人によっても朝・昼・夜で違ってくると思います。
ここで重要なことは『一回の食事に20分はかける』ようにしてください。
この20分は、食べ始めてから満腹中枢が刺激されはじめるまでの時間です。
20分たつまでに食べ終わってしまうと満腹中枢が刺激されず、「まだお腹が空いているからおかわり!」の状態になってしまいます。
結果余計に食べてしまい、カロリーを摂りすぎてしまい、そこに運動不足が加わるとメタボの原因となってしまいます。
この早食いを防ぐのに効果的なのがよく噛むこと。
「よく噛むと満腹中枢が刺激されて…」というのは有名な話ですが、その他にも
“血糖値の上昇が緩やかになる”
“唾液が分泌されやすくなり、消化を助ける”
“アゴの筋肉や歯茎の神経が刺激され、成長ホルモンの働きがよくなる=体脂肪が減少する”
などがあげられます。
噛む回数の目安は1口20回。
一回の食事で1500〜2000回が理想といわれています。
いきなりは難しいですが、今日から意識してよく噛んでみましょう。