糖質、タンパク質、脂質を合わせて三大栄養素。それにビタミン、ミネラルを合わせて五大栄養素。そこに食物繊維を加えて六大栄養素と言われています。
食物繊維とはそのままの意味で食物に含まれる繊維質のことですが、他の栄養素とは役割が違います。
何が違うかというと…食物繊維には栄養もカロリーもないのです。
ではなぜ六大栄養素と言われるくらい重要視されているかというと、他の栄養素の消化吸収を助ける+余分な栄養素や有害物質を排出してくれるからです。
現代の、特若い世代の人は食物繊維が不足していると言われています。
60代くらいの年代の人は若い世代に比べ比較的食物繊維を摂取できているそう。
この違いは「食の欧米化」から来ているそうで、和食中心の食事には野菜や豆類が多く、そのぶん食物繊維を摂れていることです。
食物繊維は1つの食材から大量にとれるものではないので、少しずつでも多くの食材から毎日摂る必要あります。
食物繊維はキノコ類と海藻類からとるのがオススメ。
比較的安価で年中売っていますし、乾燥したものも多く日持ちもします。
料理にも使いやすく、カロリーも低いので食べやすい食材です。
便秘はもちろん、便が硬かったり、色が黒っぽいのは食物繊維が不足していることがあるのでしっかり摂取しましょう。