【炭水化物(糖質)】を抜くダイエットが流行ったりしました。
糖質は生命活動をする際にエネルギーとして使われ、欠かすことができない栄養素です。
糖質を過剰に摂取すると、余った分が脂肪として蓄積されて肥満に繋がったしまいます。
しかし、反対にこれが不足すると生命活動を維持することができなくなります。
炭水化物抜きダイエットは体内の糖質が不足した際に
タンパク質や脂肪を糖質に変換させる糖新生を利用したダイエットです。
糖質を制限し、糖新生で脂肪をエネルギーとして燃焼させていくと、どんどん脂肪は減っていきます。
しかし、ここで気をつけたいのがタンパク質です。
タンパク質もエネルギーとして使われるのでどんどん減っていきます。
筋肉や肌、髪の毛など体の様々なものがタンパク質から作られているので、タンパク質が不足すると
筋力低下、肌の異常、髪質が悪くなる
などに繋がるのでタンパク質の摂取には気をつけなければなりません。
糖質を効率よくエネルギーにかえる方法があります。
それは【ビタミンB1】を一緒に摂ること。
糖質が体内でエネルギーに変換されるときには、ビタミンB1が欠かせない存在となってきます。
肉類や魚介類に多く含まれるビタミンB1ですが、穀類の胚芽にも存在しています。
普段食べているお米を玄米や発芽米、パンを全粒粉パンわ胚芽パンに変えるとビタミンB1も一緒に摂取することができるので、糖質を効率よくエネルギーにかえることができます。
ビタミンB1を摂ってエネルギー変換の効率が上がったからといって過剰摂取してもいいということではないのでご注意ください。