ひじきにはマグネシウムやカルシウム、鉄分や食物繊維も豊富に含まれています。
ひじき10gに対してカルシウムが140mg
マグネシウムが62mgで2:1の割合で入っています。
実はこの割合が理想的な摂取量と言われています。
カルシウムは骨や歯をつくるだけでなく、筋肉や血管などにも影響しています。
例えば、筋肉を動かすときにもカルシウムが使われていますが、この時にマグネシウムが不足していると、カルシウムが筋細胞に入りすぎて筋肉の収縮がスムーズにできず、痙攣やふるえを起こします。
他にも、マグネシウムはエネルギー代謝、体温・血圧の調節、神経の興奮を鎮める
カルシウムが血管に沈着するのを防いで動脈硬化を予防したり、
とさまざまなことに関与しています。
マグネシウムはだいたいの食品に含まれていますが、製造過程で失われてしまうことが多いです。
例えば穀類では精米すると減ってしまいます。
なので、玄米や全粒粉パンを食べるとしっかり摂取できます。
ほかにもアーモンドや落花生のような種実類にも多く含まれています。
摂取しすぎても、腎臓でろ過されて体外へ排泄されるので過剰症の心配はそれほどありません。