血液成分のうちの1つに【赤血球】があります。
からだ全身、隅々まである血管。
人間の血管をすべて繋いでいくと、地球を2周半回るくらいの長さになるそうです。
その血管の中は血液で満たされていて、血液は体重の7〜8%を占めています。
生きている間は常に心臓から血液が送り出され、1日に約2000周も体内を巡ります。
その中で、赤血球は全身の細胞に酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を果たしています。
呼吸で肺に取り込んだ酸素をヘモグロビンと引っ付け、全身の細胞へ運びます。
細胞は活動するとき、酸素を使い二酸化炭素がつくられるので
その二酸化炭素を回収し、肺は運ぶ役目もあり、肺に運ばれた二酸化炭素は息を吐くときに体外へ排出されます。
消化吸収された栄養素を全身に運び、余分な栄養素や老廃物を回収して腎臓や肝臓へ運ぶ働きもします。
その老廃物は尿や便とともに体外へ排泄されます。