自律神経が乱れると精神的にも肉体的にも影響がでてきます。
最近ではテレビでも「自律神経失調症」や「ストレスによる自律神経の乱れ」など
自律神経という単語を耳にすることが増えてきて、ほとんどの人が知っている神経だと思います。
体には自律神経を調整するツボがいくつかありますが、その中でも使いやすいものを2つ紹介します。
1つ目は、子どもの頃に「下痢ツボ」といって押し合いするのが流行った【百会(ひゃくえ)】というツボ。
両耳の上端同士を結んだ線の真ん中にあります。
自律神経を調整したり、頭の血流を良くするのに有効です。
下痢ツボのようにむちゃくちゃに押すと良くないので、優しく刺激してください。
2つ目は【労宮(ろうきゅう)】
手をグーに握ったときに指が手の平に当たります。
そのときに中指と薬指の指先の間にあるツボです。
電車で百会を押すと周りから変な目で見られてしまいますが、労宮だと目立たずに刺激することができますね。
昔から『緊張したときは手の平に「人」という字を3回書いて飲み込むといい』と言われていますが
これは深呼吸の目的とこの労宮のツボを刺激する目的があり、それによって精神が安定する…という説もあります。