熱した大豆に納豆菌を加えて発酵させたものを納豆といいますが、納豆にはビタミンB2が多く含まれているのは以前紹介させていただきました。
納豆にはもう1つ有名な作用があります。
納豆を食べると『体にいい』『血をサラサラにする』というのが常識になっています。
詳しくいうと、『血のかたまりを溶かす働きがある』納豆。
これは、納豆に含まれているの【ナットウキナーゼ】という酵素に強力な『血栓溶解作用』があるのです。
そのため、脳梗塞や心筋梗塞の予防に適しており、感染症の予防やがんの抑制作用などにも期待されています。
ナットウキナーゼは熱に弱いので、納豆の加熱調理は控え、そのまま食べるとベスト。
また、抗凝固薬を服用している人は納豆に含まれるビタミンKが薬の効果を阻害してしまうので納豆は避けるようにしてください。