人間には強力な免疫システムがもともと備わっています。
その強力な免疫力を担っているのは、誰もが耳にしたことのある【白血球】。
この白血球は血液中はもちろん、肝臓や脾臓、肺・腸・リンパ組織などに存在していて、体を病気から守ってくれています。
白血球は体温が上がるほど働きが活発になります。
インフルエンザなどにかかると夏が上がりますが、これは白血球が増えることで体の中に入ったウィルスを撃退し、体を正常な状態に戻そうとしています。
ここから、免疫力を高めるには体温を上げることが重要なことがわかります。
ということは、逆に体温が低くなると免疫力が低下する…ということです。
体温が1℃下がると免疫力も30%下がると言われています。
ひと昔前の人は、平均体温が37℃あったそうですが、今は36℃が平均。
現代の人はひと昔前の人に比べて30%免疫力が落ちているということになります。
そこに体が冷えるようなことがあれば、もっと体温が下がってもっと免疫力が落ちてしまうので、体が冷えないように工夫をしましょう。