夏の終わり際になると、夏に摂りすぎた冷たい食品の影響がでてきやすくなります。
内臓が冷えて腰痛がでてきたり、ギックリ腰の患者さんが増えてくる時期です。
冷えた体を温めるのに、お風呂に浸かったり、クーラーで冷えすぎないように工夫するのも大切ですが、体の内側から温めるのも重要です。
白湯など温かいものを摂るのもひとつですが、他にも体を温める食品がたくさんあるのでいくつか紹介します。
【寒い地域でとれたもの】
北の寒い地域で採れるものは体を温める作用があります。
鮭、かに、ほたて、そばなど
【硬い食材、水分が少ない食材】
水と油は基本的に体を冷やします。そして水も油も含まない硬いものは体を温めてくれます。
チーズ、漬物など
【暖色系のもの】
魚介類、肉類、卵、紅茶や小豆など
【根菜類】
たまねぎ、にんじん、ゴボウ、れんこんなど
【塩辛いもの】
塩には体を温める作用があります。
料理に一味加えたい時などは酢よりも塩を使う方がいいでしょう。
塩、みそ、しょうゆ、佃煮など
【体を温めるアルコール】
ビールなどのアルコールは体を冷やしてしまいます。
焼酎もロックや水割りなどにすると体が冷えてしまうので、お湯割りがオススメ。
日本酒、紹興酒、赤ワイン、梅酒など
【調理方法で変える】
体を冷やす食材でも調理方法によって体を温める食材に変化します。
熱や塩を加えたり、煮たり炊いたりの時間が長くなるほど体を温めます。
ほかにも乾燥、発酵させたり、圧力をかけると体を温める食材に変化します。
意外と冬よりも今の時期の方が体が冷えやすいので上記のことを参考に体を温めてください。