死因のトップクラスに入っている脳卒中などの『脳血管疾患』。
この原因の1つとして高血圧が挙げられます。
血圧が高くなるのにも色んな原因がありますが、よく言われるのが「塩分の摂り過ぎ」。
もともと和食は塩分が多く、漬物や味噌汁なんかはその代表です。
最近は「減塩」や「塩分〇〇%カット」などの表記をよく見かけます。
たしかに塩分は摂り過ぎてしまうと体に良くありません。高血圧の人は塩分を控えめにした方がいいです。
しかし、最近の減塩ブームで高血圧でない人も塩分を控えてしまうことがあります。
そして、【塩分制限のしすぎ】によって体が冷えてしまいます。
もともと北の寒い地方に行くほど高血圧の人が多いと言われていましたが、寒い地域の人が塩分を多く摂っていたのは塩には体を温める作用があるからです。
アメリカでは「塩分を控えている人ほど死亡率が高い」という研究結果まででているくらい重要なミネラル分。
もちろん摂りすぎはよくないですが、摂取量を極力抑えればいいか…といわれると、そういうワケでもありません。