お風呂に浸かる人と、シャワーだけで済ます人には健康面で大きく違いがでます。
入浴は体を温めることをはじめ、さまざまな効果があります。
1、血行をよくする
当たり前のことですが、血液循環が良くなります。体温よりも高い温度のお湯につかるので、血管が拡張され血行が促進されます。
2、肌がキレイになる
体温が上がると、汗を出すために汗腺が開いて毛穴に詰まっていた汚れが出てきます。
それと同時に皮脂腺から皮脂が分泌され、汗と混ざって皮脂膜をつくります。
そして肌を潤わせます。
3、むくみの解消になる
体をお湯や水につけると、体に水圧がかかります。湯船の場合は約500kgと言われており、胸囲が2〜3cm縮むくらいです。
この水圧が血管やリンパ管を刺激し、全身の代謝を活発にしてくれるので、むくみが解消されます。
4、ストレス解消
ぬるめのお風呂に浸かると、アセチルコリンというホルモンが分泌され、心拍数が緩やかになりリラックス状態になれます。
また、リラックスしたときに出るα波がさらにリラックスを促します。
5、免疫力が上がる
入浴による温熱効果、リラックス効果、血液促進効果で白血球の働きが活発になります。
そのため免疫力が高まり、病気の予防になります。
6、血液がサラサラになる
体を温めることで、血流が良くなるだけでなく、血栓を溶かすプラスミンという酵素が増えます。このプラスミンは血液がドロドロになったり、固まったりするのを防いでくれます。
7、浮力で体がラクになる
湯船の中では、体重が1/10程度になります。そのため、腰痛などがある場合は症状が軽減されます。また、体も重力から解放されるのでストレス解消になります。
ザッとこれだけの効果が期待できる入浴。
シャワーだけで済ますのはもったいないかもしれません。