野菜をたっぷり食べれるうえ、グツグツ煮て余分な脂肪を流せるヘルシーな料理。
これからどんどん寒くなるにつれ、鍋を食べる機会も増えていきます。
しかし、ヘルシーなイメージのある鍋でも気を付けなければいけない落とし穴があります。
それは『具とタレ』。
好きな具・好きなタレを選んでいるとヘルシーな食べ物のはずが、高カロリーな料理になることもあります。
野菜から〆のご飯までしっかりルールを守ると、よりヘルシーな鍋を楽しめます。
鍋をヘルシーに食べるためのルール
1、タレにもカロリーがある
「白菜と魚、お肉でも鶏肉を使ってヘルシーな鍋にしている!」という場合でも、カロリーの高いタレにつけて食べていては意味がありません。ゴマだれやみりんが入っているタレはハイカロリー。ポン酢などがオススメです。
2、キノコや根菜類を使う
脂肪分の少ないお肉を使うと「ちょっと物足りない」「コクが足りない」ということも。そんなときはキノコ類や根菜類を使うと旨味が増し、噛み応えもでるので満足感がアップします。
3、タンパク質の選び方
たとえば豚肉ならバラ肉よりもヒレ肉。鶏肉ならモモ肉よりもムネ肉。牛肉ならすき焼き用よりもモモの薄切りにするなど、脂肪分の少ないものを選ぶようにしましょう。
4、糸こんにゃくを使う
使うことが多い春雨ですが、主原料はデンプンです。デンプンは炭水化物なのでカロリーもそれなりになります。代わりに、少し似ている糸こんにゃくを使うとほぼカロリーがないのでよりヘルシーになります。
5、時間がかかる食材を使う
早食いは太る元。食べるのに時間をかけるためには「食べにくい食材」を使います。殻付きのエビ、貝類、手羽先など時間がかかる食材を使うと食べるスピードが落ち、その分空腹感も落ち着いてきます。
6、かさが減らない野菜を
鍋の具材の代表の白菜、ネギ、春菊。クタクタに煮ると美味しいですが、満腹感には繋がりにくくなります。チンゲンサイやキノコ類は煮てもボリューム感があまり変わらないのでオススメです。
7、〆のご飯に注意
〆で雑炊やうどんをすると、ダシをよく吸って美味しいですね。しかし、この最後の炭水化物が太る元になります。ご飯を入れるにしても「お茶碗何杯分」や「おにぎり何個分」など数を決めて上手にカロリーのコントロールをしましょう。
ヘルシーな鍋はいくら食べても大丈夫!
と思ってしまいがちですが、危険な落とし穴もあります。
これからの季節、鍋が多くなってくるので参考にしてみてください。