結果から言うと、【寝る前に牛乳を飲むと安眠に繋がります。】
なぜ寝る前の牛乳が安眠に繋がるのか。
それはセロトニンという脳内伝達物質が分泌されると、神経を興奮させるノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑制し、精神を落ち着かせます。
このセロトニンが不足したり働きが悪くなると、怒りっぽくなったり、不眠症やうつ病が発症しやすいことが分かっています。
牛乳にはセロトニンの材料であるトリプトファンが多く含まれています。
また、オピオイドペプチドという神経の興奮を鎮め、眠りを促す数種類のペプチドも含まれています。
オピオイドペプチドはランナーズハイのときに分泌されるエンドルフィンなどの脳内麻薬の総称。不安を解消し、安らかな気分になり、眠りを誘います。
昔から『寝る前にホットミルクを飲むといい』と言われているのは、実は理にかなっているのです。