日常生活を送る中で何気なくしている行動。それらは全て筋肉によって関節が動かされて行われています。
それらは関節などの『骨格』を動かすので『骨格筋』と呼ばれていますが、顔周りには『骨格を動かす働きのない骨格筋』があります。
例えば眼球。
眼球のまわりには、眼球を動かすための6つの『動眼筋がついています。その筋肉によって人は上下左右・斜め方向など、広い視野をみることができます。
舌も骨格筋。
舌は骨格筋のかたまりで、舌を構成する筋肉の総称を『舌筋』といいます。
それにより、食事時に物を噛みたい場所に移動させ、飲み込むために奥へ送りこみます。
最後の飲み込む時は、咽頭に食べ物がつくことで起こる嚥下反射(えんげはんしゃ)によるものなので少し違います。
舌は、言葉を話す・歌を歌うなどのときに発する声をつくります。
舌ガンなどで舌を一部でも失うと、味覚だけでなく
咀嚼や発生にも支障がでることになります。